英国政府は9日、「走った分だけ支払う」(Pay as you go)という新しい道路税の導入計画を発表した。この新しい道路税の導入について、イギリスのRACファウンデーションが行った調査によると、47%のドライバーが支持していることがわかった。
ただし「徴収された道路税が、道路の改善に使われるならば」という条件付きの支持が圧倒的だった。
イギリスでは、2004年に従来の道路税と燃料税で合わせて420億ポンド(8兆2000億円)の税金が徴収された。しかし道路の改善に使われたのはそのうち60億ポンド(1兆2000億円)にすぎず、こうした状況が改善されるならば、というのが、新しい道路税を支持する理由という。