お仕置き? 相手の鼻に指を突っ込む

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山形県警は9日、交通トラブルを発端に、相手の男性の鼻へ強引に指を突っ込むなどして軽傷を負わせたまま逃走していた消防隊員の男を傷害容疑で逮捕した。男は容疑を認めているという。

山形県警・村山署によると、傷害容疑で逮捕されたのは新庄市内に在住し、最上広域消防本部で消防士として勤務する31歳の男。

この男は9日の午前11時20分ごろ、村山市土生田付近の国道13号線を自己所有の乗用車で走行中、平行する隣の車線を走行していた秋田県内に在住する33歳の男性が執拗に幅寄せを繰り返していると思い込んで腹を立て、男性のクルマの前に出るなどして強引に抑止。路肩に停止させた。

男は男性に「幅寄せするなよ」などと文句を言ったが、男性が「そんなことをしていない」と否定したため、鼻へ指を強引に突っ込むなどして暴行。男性に全治2週間あまりの軽傷を負わせ、そのまま走り去った。

男性は記憶していたナンバーを警察に通報。これを受けて県内に一斉配備を行ったところ、現場から約20km離れた天童市内の県道で県警・自動車警ら隊が容疑車両を発見。運転していた男を傷害容疑で緊急逮捕している。

警察での取り調べに対し、男は「幅寄せされて腹が立った」と供述。男性を暴行していたことについても大筋では認めているという。

《石田真一》

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