踏切で中学生3人をひき逃げした女を逮捕

自動車 社会 社会

22日、石川県金沢市内のJR北陸本線の踏切で、徒歩で渡ろうとしていた少年3人が後方から走ってきた乗用車に次々とはねられる事故が起きた。

少年ら軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察ではひき逃げ事件として捜査を開始。約1時間後にこのクルマを運転していた女を逮捕している。

石川県警・金沢東署によると、事故が起きたのは22日の午後3時50分ごろ。金沢市弥勒町付近のJR北陸本線・津幡−森本駅間の踏切で、この踏切を徒歩で渡っていた15歳の少年3人が後方から走ってきた乗用車に次々とはねられた。

3人はいずれも腰や足を打撲する全治2週間程度の軽傷を負っている。

クルマは現場で停止せずに走り去っており、通報を受けた警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始した。

被害者の1人がクルマのナンバーの一部を覚えており、これを基に周辺の捜索を行ったところ、事故発生から約1時間後、現場にも近い金沢市福久町付近にあるパチンコ店の駐車場で該当のクルマを発見。

このクルマから事故によるものと思われる痕跡も発見したため、クルマの所有者で同店の店員でもある21歳の女を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

警察の取り調べに対し、女は「事故を起こした覚えはない。中学生にも当たっていない」と、容疑を全面的に否認している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース