日産自動車のカルロス・ゴーン社長は20日、新型車『ノート』の発表後に記者会見し、中期計画「日産180」での100万台増販について「結果は9月が終わらないと出ないが、(達成に)自信をもっているし、確信している」と述べた。
日産180では、2004年10月から今年9月までの1年間の世界販売を360万台とするコミットメントが残されている。昨年12月までの3カ月間の販売状況についてゴーン社長は「良好な状況」とし、「遅れを取っていない。順調だ」と述べた。
低迷が続いていた日本での販売も昨年秋以降、今回のノートまで計画していた6モデルがすべて出そろい「ステップ・バイ・ステップの実績をあげている」と評価した。そのうえで「皆さんは懐疑心をもっているかもしれないが、私は自信をもっている」と、重ねて強調した。