日産は、北米で展開するプレミアムブランド・インフィニティのSUVコンセプト『クラーザ』を発表した。
インフィニティと言えば、かつて初代『Q45』のフロントエンブレムに七宝焼を使用するなど、日本の伝統的デザインをクルマに取り入れたブランドだが、今回発表されたコンセプトモデルにも随所に和のエッセンスが盛り込まれている。
着物姿の女性の姿を彷彿とさせる素材感のシートや、掛け軸モニターと銘打たれたさながら日めくりの様に折々の季節感を演出するディスプレイを組み込んだ縦長のモニター、柳行李をイメージさせるサイドシルなどを装備する。
さらに、見えない部分に贅を尽くす“裏勝り”の作り込みなども、日本の様式美に乗っ取ったもの。わび・さびと最先端技術を融合させた極上の室内空間こそ、クラーザ最大の特色だ。