【ついに来たぞ改正道交法】ケータイ程度で、と逃走した男を逮捕

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青森県警は1日、クルマを運転していた際に携帯電話を使用し、それを発見した警察官の制止を振り切って、信号無視を繰り返しながら逃走したとして、35歳の男を道路交通法違反(携帯電話使用・信号無視)の現行犯で逮捕した。

青森県警・弘前署によると、事件が起きたのは1日の午後2時50分ごろ。同署の交通課などが同日から施行された改正道交法を受け、弘前市津賀野浅田付近の国道7号線で交通検問を実施していたところ、乗用車を運転しながら携帯電話を使用している男を発見。停止を命じた。

しかし、男はこれを無視するように逃走を開始。待機していたパトカーが追跡したが、男は信号無視を数回繰り返すなどして、約20分間に渡って逃げ回った。

男が運転するクルマは、検問が行われていた場所から約2km離れた弘前市青山4丁目付近の市道で停止し、駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。

調べに対し、男は「運転中の携帯電話が使用禁止になったのは知っていたが、捕まるのが嫌で逃げた」などと供述しているという。

同県警では「携帯電話の使用だけではなく、交通量の多い国道で信号無視を行うなど危険な行為を繰り返したため、悪質と判断して逮捕に踏み切った」と説明している。

《石田真一》

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