5倍増!! アルテッツァの販売…米高級車市場の活況続く

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5倍増!! アルテッツァの販売…米高級車市場の活況続く
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部品サプライヤー、自動車メーカーに対し、世界の自動車市場調査、予測データを提供するサービスを行なうCSMワールドワイド(本社:米デトロイト)は、アメリカ自動車市場は活況と成長が見込まれる、と発表した。

2003年、アメリカの高級車市場は190万台を販売し、CSMワールドワイドは、09年にこれが290万台になると予想する。

理由として、まずアメリカの人口、運転者年齢が増加していること。そして世代人口が7500万人とかなり多く消費に影響力をもつ、40−58歳のベビーブーマーが生涯で最も所得の高い時期にさしかかっている。

また、数はわずかだがベビーブーマーの子供世代、ジェネレーションXもキャリアを確立して自己表現のためのクルマを求めており、これも高級車市場の活況の流れに沿う。

もうひとつの理由として所得の増加があげられる。所得別人口で年収10万ドル(約1100万円)以上の層が急成長しており、7万5000−9万9999ドル(約820万−1100万円)がそれに続く。

所得増に過去最高規模のインセンティブや低金利と相まって、幅広い範囲の消費者が高級車を購入できるようになった。

各メーカーとも高級モデルの新規投入を図っており、これが高級車市場の成長に弾みをつける相乗効果が現れている。現行車種もモデルチェンジ継続で販売拡大が見込まれる。

例えばレクサス『IS』(日本名トヨタ『アルテッツァ』)はクーペコンバーチブルをラインナップに加え、次世代の販売は現行の5倍増になるという。アキュラ『MDX』(日本名ホンダMDX)も生産能力の増強で、次世代の販売は40%増となる見込みだ。

《高木啓》

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