速度超過で制御不能? 横滑りして激突

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13日、和歌山県和歌山市内で、速度超過でのスリップが原因で横滑りに陥った乗用車が信号待ちをしていたクルマに激突する事故が起きた。

この事故によって横滑りしたクルマに乗っていた2人が頭などを強く打ち、ほぼ即死の状態。また、追突されたクルマに乗っていたいずれも25歳の男性3人が重軽傷を負っている。

和歌山県警・和歌山西署によると、事故が起きたのは13日の午前3時20分ごろ。和歌山市北出島付近の市道で、29歳の男性が運転する乗用車が横向きのまま数十メートルに渡って滑走し、交差点で信号待ちをしていた乗用車の後部に助手席側から突っ込んだ。

双方のクルマは衝突によって大破しており、信号待ちをしていたクルマは後部が完全に押し潰されるほどの衝撃を受けていた。

現場は緩やかなカーブの後に直線が続く区間で、警察では横滑りしたクルマが猛スピードで走っていた際に運転を誤り、制御困難となって激突したものとみて、運転していた男性を被疑者死亡のまま、業務上過失致死傷容疑で送検する方針だ。

《石田真一》

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