踏切待ちを強引に追い越して、列車と激突

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2日、愛知県武豊町内にあるJR武豊線の踏切で、軽ワゴン車が踏切待ちの車列を追い越す形で踏切内に進入し、大府発武豊行きの下り普通列車と衝突する事故を起こした。

クルマは衝突によって大破。クルマに乗っていた6人が死傷している。

愛知県警・半田署によると、事故が起きたのは2日の午後11時15分ごろ。武豊町前田付近のJR武豊線・東成岩−武豊間にある踏切に軽ワゴン車が進入し、大府発武豊行きの下り普通列車(2両編成)と衝突した。

軽ワゴン車には定員を超える6人が乗車していたが、衝突の弾みで大破。乗っていた大半の人が車外に投げ出される形となった。

この事故で46歳の男性など3人が即死。45歳と38歳の男性が意識不明の重体。32歳の男性が骨盤や腰骨を折る重傷を負っている。

軽ワゴン車に乗っていたのは職場の同僚で、目撃者の話によると、クルマは踏切待ちの車列を対向車線側から追い越す形で、すでに遮断機の下りていた踏切に向かって真っ直ぐ進んでいったという。

警察では事故当時に誰が運転していたのかなどを調べるとしている。

《石田真一》

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