防犯カメラに映し出されたひったくり犯

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大阪府警は15日、クルマをつかったひったくりや、歩行者をいきなり殴打して現金を奪うなどの犯行を繰り返していたとして、21歳の男ら4人を強盗致傷や窃盗の容疑で逮捕した。現場付近の路上に設置されていた防犯カメラが逮捕の決め手になったという。

大阪府警・街頭犯罪対策室などの調べによると、強盗致傷や窃盗容疑で逮捕されたのは、兵庫県内に住む21歳の男を筆頭とする4人。

この4人は現金を奪う目的で、主に吹田市内などでクルマを使ったひったくり犯罪や、路上で歩行者をいきなり殴って現金を奪うなどの犯行を繰り返していた疑いがもたれている。

犯行が行われた現場付近には警察が管理する防犯カメラが設置されていたが、これが犯行に及ぶ男たちの様子をキャッチ。映像を詳細に分析した結果、以前にも同様の犯行を行ったとして検挙歴のある男たちの関与が明らかになった。

警察の取り調べに対し、4人は「関西圏で50回ほどの犯行を繰り返した」と自供しており、警察では被害届の出された事件との照合を進める方針だ。

《石田真一》

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