自賠責システム、損保11社の共同システムに…10月稼動

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あいおい損害保険、損害保険ジャパン、東京海上火災保険など損害保険6社は、共同開発を進めている自賠責保険の電子システム「e-JIBAI(イー・ジバイ)」に新たに5社が参画し、損保11社の共同システムになると発表した。

これまでは上記3社とニッセイ同和損害保険、日本興亜損害保険、三井住友海上火災保険の6社が共同システムとして開発してきた。ここに、新たに朝日火災海上保険、共栄火災海上保険、セコム損害保険、日新火災海上保険、富士火災海上保険の5社が加わった。

同システムは、自賠責保険の事務手続きや保険料決済を電子化することにより、保険代理店の自賠責関連業務を大幅に効率化するもの。

昨年8月から開発を開始し、3月末までに基本設計を完了した。今後は、詳細設計・プログラム開発、テストを行い、10月以降に順次、実用化する予定。政府が進める自動車保有関係手続きの「ワンストップサービス(OSS)」構想との連携も視野に入れ準備する。

《編集部》

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