もう少し円安になれば…宗国自工会会長

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もう少し円安になれば…宗国自工会会長
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日本自動車工業会(自工会)の宗国旨英会長は、15日の定例会見で国内景気動向について「企業業績や設備投資など強い指標が出てきた」として、回復基調にあるとの認識を示した。

ただ、製造業の輸出が主導しているだけに「もう少し円安であってほしい」との期待も表明した。

宗国会長は、1−3月の新車販売が堅調に推移するなど、個人消費にも明るい兆しが出ていると指摘した。一方で持続的な回復には為替動向やイラク情勢など「不安材料も少なくない」との見方を示した。

宗国会長は5月の総会で自工会会長の任期が終了するため、今回が最後の定例会見となった。2年間を振り返り「ホンダとして初めてだったが、関係者のご協力をいただき、非常に楽しく務めさせていただいた」と、述べた。

《池原照雄》

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