トヨタ、外国人常務役員を5人に増員

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トヨタ自動車は6日に発表した6月の役員人事で、新たに2人の外国人を常務役員に内定した。マネジメントのグローバル化を推進する狙いで、外国人の常務役員は5人に拡大される。

新たに就任するのはトヨタモーター豪州のジョン・コモノス会長とトヨタモーター・マーケティング欧州のバナギオティス・アサナソロポス執行副社長兼COOの2人。トヨタは昨年6月に常務役員制度を導入しているが、昨年は米国子会社から2人、欧州子会社から1人の常務役員が就任していた。

また、今回の役員人事では新任の常務役員が13人となり、取締役への昇格と退任が各4人いるため、5人の純増となる。昨年の発足時の39人から44人に増員される。

常務役員は業務執行の部門責任者。張富士夫社長はかねて「部門によっては(常務役員が)空白のところもある」として、増員の意向を示していた。

《池原照雄》

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