欧州自動車製造者協会(ACEA)が11日に発表した西ヨーロッパ(EU+EFTA)の11月の乗用車の新規登録台数は、104万6147台と前年同期比1.1%マイナスとなった。10月、11月と2カ月連続して前年割れとなった。1−11月の累計は、西欧全体で1323万9261台(同1.3%減)となった。
主要国では、スペインが10万9763台(同12.6%増)、ドイツが25万8000台(同0.6%増)の伸びを示したものの、フランスが14万9285台(同9.4%減)、イタリアが17万1200台(同4.5%減)、イギリスが16万9059台(同1.5%減)と前年割れとなった。
グループ別でも、VWグループが19万6587台(同0.8%減)、PSAグループが14万2355台(同10.3%減)、フォードグループは11万1457台(同4.7%減)、GMグループは9万7178台(同10.6%減)と、いずれもマイナスだった。
日本メーカー全体では、13万3943台(同12.8%増)と好調を維持。日産、マツダは20%台の伸びを維持している。