【イクリプス『AVN9903HD』】デュアルフェィスAVNで登場

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富士通テンは16日、イクリプスの秋冬モデル2機種を発表した。これまでのAVN路線を継承しながらも、フラッグシップモデルのハードディスクナビ『AVN9903HD』ではインダッシュモニターを採用。オーディオのみを使用する際にはモニターを本体内に収納できるようになっている。

今回発表されたのは、同社のナビとしてはフラッグシップモデルとなるAVN9903HDと、ETCユニットをナビ本体と一体化したDVDナビゲーション『AVN3303D』の合わせて2機種。

AVN9903HDは新たに7型ワイドサイズのインダッシュモニターを採用。ナビ使用時とオーディオ使用時の見た目を変えた「デュアルフェィスAVN」となった。これによって「画面が常に露出している」という、これまでのAVN(オーディオ・ビジュアル・ナビゲーション)一体型のイメージを一新している。

また、インダッシュモニターを採用したことで、モニターそのもののサイズを大きくしたり、各ボタン類のサイズを拡大させて操作性を向上させることが可能となったほか、モニター収納時には外観が2DINオーディオにしか見えないため、盗難リスクの低減もできるという。

また、AVN3303DはETCユニットをナビ本体と一体化した初の市販モデル。ETCカードをモニター裏に収納できるため、車外からカードの存在を隠蔽できる。また、アンテナも一系統で済むため、別体型と比べてスッキリとしたインストールが可能となり、取り付け時間も短縮できるというメリットがある。

価格はAVN9903HDが35万5000円、AVN3303Dが22万1000円。販売開始はともに10月22日を予定している。

《石田真一》

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