YUASAと日本電池、経営統合で世界2位メーカーに

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YUASAと日本電池は、来年4月をめどに経営統合することで合意した、と発表した。共同持ち株会社「ジーエス・ユアサ コーポレーション」を4月1日付けで設立する。自動車用バッテリー市場での競争激化に対応し、統合で競争力を確保するのが狙い。両社の経営統合で、世界シェア2位の蓄電池メーカーが誕生することになる。

自動車用バッテリーの市場は、自動車メーカーによる厳しい値下げ要請や、アジア、中国などからの低価格品の流入で、グローバル競争が一層厳しくなっている。YUASA、日本電池の蓄電池世界シェアは、4位と6位。

両社の経営統合の狙いは、世界シェア上位の海外メーカーと、互角に渡り合うための国際競争力強化にある。両社合わせた蓄電池世界シェアは、14.3%となり、米エキサイド・テクノロジーズに次いで世界2位メーカーになる。

《編集部》

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