自分のクルマに放火し、燃やしたまま150m走行!? 自殺志願者の動機とは

自動車 社会 社会

北海道警は3日、自分のクルマに火を放ち、炎上させたまま150メートル走り、付近の交通を混乱させた24歳の男を建造物等以外放火の現行犯で逮捕したことを明らかにした。別れ話のもつれから、当てつけに火をつけたと供述している。

北海道警・札幌北署の調べによると、事件が起きたのは3日の午後9時50分ごろだという。通行人から「クルマが路上で激しく炎上している」との通報があり、捜査員が現場に急行したところ、後部座席を中心に燃え上がっているクルマを発見。クルマの近くにいた24歳の男が自分で火をつけたことを認めたため、建造物等以外放火の現行犯でこの男を逮捕した。

警察の事情聴取に対してこの男は「現場近くの飲食店に勤務する女性に別れ話を持ちかけられた。死のうと思い、あらかじめ灯油を後部座席にまいておき、火を放った」と供述しているという。男は燃え上がるクルマを運転しながら150メートル進んだが、やけどなどで負傷していないという。

ただし、現場付近の道路は大混乱となり、付近の道路は1時間に渡って全面通行止めとなった。クルマは室内をほぼ焼き尽くす形で全焼したが、幸いにも発見が早く、建物などへの延焼は免れた。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース