流行のロングマフラーにご用心!! サンドバギーに乗った女性が窒息死

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13日午後、栃木県那須町の遊園地で、林道を走るアトラクション「ウルトラバギー」に乗っていた仙台市の26歳女性が死亡するという事故が起きた。首に巻いていたマフラーがバギーの駆動部に絡まって急激に引っ張られ、これが原因で首が絞まり、窒息したことが原因とみられる。

栃木県警・黒磯警察署の調べによると、事故が起きたのは13日の午後2時40分ごろとみられる。那須町内の遊園地「りんどう湖ファミリー牧場」の中にある林道で、仙台市に住む26歳の女性が運転していた1人乗りのゴーカート「ウルトラバギー」がコース途中で停止しているのを後続の同僚が発見した。バギーの駆動部分にはこの女性が首に巻いていたマフラーが絡まり、体が後方に仰け反った状態となっていて意識はすでに無かった。女性は病院に収容されたが、午後7時25分ごろに死亡が確認された。

女性は事故当時、最近流行のロングマフラー(長さ2.7m)を首に巻いた状態でバギーを運転しており、警察では何らかの原因でマフラーの先端部分がバギーの駆動系に噛み込み、急激に引っ張られるなどして首が絞まったことが事故原因とみている。

警察の調べに対して遊園地側は「マフラーをしていた客には、それを取るように指導していた」というが、この女性はジャケットの下にマフラーが隠れている状態で、担当の従業員は女性がマフラーを巻いていることには全く気がつかなかったと話しているようだ。

ロングマフラーは昨年冬あたりから女性の間で流行となり、今年は昨年よりも全長の長い2m以上のタイプが主流となっている。

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《石田真一》

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