トヨタがワンプライス販売にこだわるわけ……販売台数が伸びないのに

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トヨタがワンプライス販売にこだわるわけ……販売台数が伸びないのに
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ここ数年トヨタは国内向けに年間10車種ものニューモデルを投入している。それでも同社の新車販売台数は上向く気配を見せていない。その要因のひとつになっているのが強行に実施しているワンプライス販売だ。

車両本体価格から5−10万円の一定額を値引きして販売するのだが、それ以上は絶対に引かないであくまで「ひとつの価格」で売り切るという政策である。「これ以上値引きして売らない」というスタンスだから、納得しないユーザーは購入しない。それでもよしとする徹底ぶり。こうなると販売台数が伸びないのは当然である。

ところがトヨタ系のディーラーは売れ行き不振でも収益は上がっており健全経営。つまりトヨタはワンプライス販売の強行で収益重視の販売政策をとっているわけだ。景気が低迷している中ではよい方法という側面もある。

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