「買うなら2002年!」トヨタは事実上ワンプライス販売を廃止

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トヨタは2002年の国内新車販売を増強するため、これまでニューモデルに実施してきたワンプライス販売を解消せざるを得ない状況にある。2001年では13車種ものニューモデルを投入したにも関わらず、年間の新車販売台数は172万台で前年実績に対して3%下回った。

当初計画は188万台であったから16万台も未達成となっている。この要因のひとつとして上げられるのは強行に実施したニューモデルのワンプライス販売である。5−10万円引きという一定の値引き額で販売し、これを破った傘下販売店に対しては出荷停止措置を講じるという徹底ぶりだった。

このためホンダなどライバル他社と競合した時には負けるケースが多発しているのだ。2002年は販売台数増とシェア拡大を優先させる必要があるためワンプライス販売の厳守は緩める必要が生じている。

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