三菱の次は日産ディーゼル。ボルボの見切りは早かった?

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三菱の次は日産ディーゼル。ボルボの見切りは早かった?
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三菱自動車のトラック・バス部門への資本提携を解消する方針を固めたボルボは、新たなパートナーとして日産ディーゼル工業を選ぶことになりそうだ。

これは日本経済新聞のWebサイトが報じたもので、ボルボのヨハンソン社長が来日し、日産ディーゼルの筆頭株主である日産自動車や日産ディーゼル首脳に資本・業務提携に向けて交渉を始めることを申し入れたという。昨年、ルノーとボルボは商用車事業を統合済みで、そのルノーが資本提携している日産との協力体制にも問題はない。交渉が実現し、資本提携が実施された場合、ボルボが三菱自動車に出資したことで生じていた日欧メーカーの提携関係のねじれが解消し、自動車業界の再編が新たなる局面を迎える。

ただしそこで問題となるのは、日産ディーゼルが抱えている約4800億円の有利子負債だが、この扱いをどのようにするのかで、交渉の流れが左右されることになる。

《石田真一》

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