ファイアストンは19日、リコール問題に関する社内調査報告書を発表したが、これと併せて製品の品質に対する新た管理対策を講じるという方針を明らかにしている。
それによると、現在よりも安全システムを強化し、何かトラブルが発生したときには早期に警告を出せる体制を整えるとともに、ブリヂストンを含む系列の会社や、自社の工場間で品質に関する情報交換を容易にするための「品質情報ネットワーク」を世界規模で構築していくという。
また、今回リコール対象となった『ウィルダネス』に代わるSUV・ライトトラック用の主力製品の開発を始めることも示唆している。新タイヤは素材や構造を見直し、安全性の向上を図るとしている。