イタリアのデザイン・ラボラトリーニュースまとめ(2 ページ目)

イタリアでさまざまなアプローチでデザイン開発に携わる企業や人々を紹介する本企画。第5回はマイケル・ロビンソンを取り上げる。彼はアメリカ人でありながら、44年にわたりイタリアを活動拠点としてきた。パリのアメリカ人ならぬ、トリノのアメリカ人である。

イタリアで多様な角度からデザイン開発に携わる企業・個人を紹介する本企画。第4回は、かつてこの国を代表するカロッツェリアのひとつだった「ベルトーネ」の名を継承したストゥディオと、それを率いる人物のインタビューをお届けする。

イタリアでさまざまな専門領域からカーデザインにアプローチする企業・人材を紹介する本企画。第3回の主役は、フィアットをはじめ数々のブランドでインテリアデザイン・コンサルタントを務めるアメリア・ヴァレッタ・デザインである。

筆者とカスターニャとの出会いは2002年、パリで開催されたコンクール・デレガンスでのことだった。夕食会で隣席のイタリア紳士に職業を尋ねると、彼は紙ナプキンの上にすらすらと自動車の絵を描き始めた。

イタリアのカーデザイン会社と聞いて、日本人で多くの人が思いつくのはピニンファリーナ、イタルデザイン、そして2008年まで存在した旧ベルトーネであろう。しかし、この国にはカーデザインを手掛ける数々の企業が存在する。

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