
家族のためのミニバンの先駆けだった初代『バネットセレナ』【懐かしのカーカタログ】
“家族の時代をはじめよう”が、初代『バネットセレナ』のキャッチコピー。自ら“ファミリービークル”を名乗り、その後のミニバンの先駆けとなったクルマでもあった。

左右でホイールベースが違う? 個性派ベーシックカー「ルノー5」の足跡【懐かしのカーカタログ】
2024年にEVとして市販予定という“5プロトタイプ”が公表された。そこで今回は、そのデザインの原形となったルノー『5(サンク)』を、初代、2代目と振り返ってみたい。

「世界一醜い」と言われたフィアット『ムルティプラ』実は癒し系MPVだった【懐かしのカーカタログ】
シトロエン『ベルランゴ』、プジョー『リフター』に続き、ステランティスジャパンにとって3番目のMPV、フィアット『ドブロ』が上陸した。そこで同様の実用車として日本市場に導入されたフィアット『ムルティプラ』をカタログで振り返ってみたい。

デリカミニの源流、元祖『三菱デリカ・スターワゴン』になぜ我々は心を鷲掴みにされたのか【懐かしのカーカタログ】
この5月から発売開始の『デリカミニ』。『eKクロス スペース』以上のクロスオーバーぶりが気になるモデルだ。もちろん車名が“デリカ”であるところにも注目。そこで今回はそのルーツたる、『デリカ・スターワゴン』をカタログで振り返ってみたい。

「クリーン&クール」新世代の軽を予感させた、初代ホンダ『N-BOX』の凄味【懐かしのカーカタログ】
2023年3月末、“Nシリーズ”の累計販売台数が11年3カ月で350万台を突破。そのうち『N-BOX』は2022年度の登録車を含む新車販売台数で2年連続第1位、軽4輪車では8年連続首位の快挙を成し遂げた。そこで今回はそんなN-BOXの初代にスポットを当ててみたい。

忽然と姿を現した背高ワゴンの衝撃、初代スズキ『ワゴンR』の革新性とは【懐かしのカーカタログ】
スズキから初代『ワゴンR』が登場したのは今から30年前の1993年。今でこそ全高1800mm級のスーパーハイト系のミニバンタイプは一般的だが、忽然と姿を現した当時のワゴンRの1640~1695mmのヒョロッとした全高は当時としてはユニークだった。

地上高もそのまま、“SUV風”だった初代『インプレッサXV』【懐かしのカーカタログ】
『インプレッサ』の派生車ということでは1995年、当時のインプレッサスポーツワゴンに設定された“グラベルEX”が源流。さらに2010年6月の3代目インプレッサの一部改良のタイミングで登場したのが初代の『インプレッサXV』だ。

43年の歴史に幕を下ろす『カムリ』は、派手さとは無縁の知的セダンだった【懐かしのカーカタログ】
トヨタ自動車のホームページに「23年12月下旬をもって生産を終了します」と表記された『カムリ』。いよいよ日本市場での43年の歴史に幕が降ろされる。そこで今回は、初のフルモデルチェンジで1982年に登場した2代目にスポットを当ててみたい。

RV全盛期に生まれた個性派「いすゞ ミュー」の奮った姿【懐かしのカーカタログ】
今でこそ個性を発揮したSUVは珍しくはない。が、1989年5月に登場したいすゞ『mu(ミュー)』は、この時代に生まれた量産車としては奮った姿で注目を集めた。

“小ベンツ”以上のインパクトがあった最小のメルセデス『Aクラス』【懐かしのカーカタログ】
1993年のIAA(フランクフルトショー)で『ヴィジョンA93』なる新コンセプトの超小型車を発表。このクルマを源流に、“スタディA”を経て、1998年に日本市場にも登場したのが、市販車版のメルセデス・ベンツ初代『Aクラス』だった。