'80年代~'90年代に掛けて個性的なクルマがラインアップされていた時代、現代のクルマには無い味わいを求めてネオクラを愛でるユーザーが多い。そんなユーザーが集まる「ネオクラオーナーズミーティング」(5月29日、静岡開催)が開催された。
◆大胆なイメチェンを図ったY31型『セド/グロ』 ◆人気を博した“グラツー”の投入 ◆セダンはなんと2002年までキャリーオーバー
クラシックカーや旧車ではないが現代のクルマでも無い、そんな独自スタンスの“ちょっと古い”クルマとして近年注目を集めるネオクラシック(ネオクラ)。当時のクルマにしか無い魅力を備えた個性的な車種が多くのユーザーの注目を集めている。
注目のカテゴリーのひとつになったのが「軽自動車」。従来はネオクラとしてはそれほどももてはやされてこなかったジャンルなのだが近年人気車両がクローズアップされることが多くなっている。
ネオクラにはさまざまな魅力がある。そのひとつが現代のクルマには無い個性を備えている点だろう。ネオクラの主戦場となる’80年代~'90年代はクルマの新規開発も盛んな時代で、次々と新しい機構やデザインが新型車に取り入れられ、ユーザーにアピールすることを競っていた。
ちょっと古いクルマであるネオクラ(ネオクラシック)と呼ばれるカテゴリーの車両が人気を集めている。クルマやバイクなどに加えて、ホイールなどのアフターパーツの世界でもネオクラの指向はブームになっている。
ミドシップ・ラナバウト2シーター、『MR2』。1984年6月にこのクルマが発売となった時には「ほほぉ、トヨタもやるじゃないか」と思わせられたものだ。