“復権”が命題だったという。現実問題として販売台数を戻し、もはや外来種ではなくなったドイツ勢に対し存在感をアピールし直すことは『クラウン』の伝統を守るために必要不可欠な姿勢、という訳だ。はたしてその成果は?
15代目となる新型『クラウン』。あまりに長い歴史はユーザーの年齢層を押し上げ、今やその平均年齢は70歳を超えるという。今回のフルモデルチェンジは、ユーザー層の若返りという大きな役割もになっている。
今年6月26日にフルモデルチェンジを遂げた15代目トヨタ『クラウン』のTRD仕様が早くも登場。モデル発表前から開発に取り組めるワークスならではのハヤワザモデルに試乗した。
サッカーのW杯が終わって、なんだか寂しい気がする。前評判は高くなかったが、大健闘したサムライ・ニッポンのキャプテンを努めた長谷部選手が帰国後のインタビューで語った言葉が印象的だった。
3サイズ、全長4910×全幅1800×全高1455mmである。全幅1800mmというところがミソで、今となってはCセグメントのハッチバック車ですら、『クラウン』の全幅を超えるものがいくつもある。