警視庁は年末年始の暴走族対策を2日まで続けている。すでに30日からスタートし、交通部参事官以下400人、車両200台の体制で臨む。大晦日から元旦にかけては、国土交通省陸運支局などと合同で、不正改造車両の取締りも強化する。
今や昭和の遺産となりつつある「暴走族」。グループ数、構成員数ともに減少し、警察庁の調べによると、03年~12年で構成員数は66%減少し、グループの小規模化、ゲリラ化が進んでいると分析する。
年末年始にトラブルが増加する盛り場などを中心に、警視庁が特別警戒を続けている。すでに20日から開始され新年1月3日まで続く。22日の一斉警戒では1日で2万5000人を動員した。期間中も延べ18万1000人の警察官が警戒にあたる。
23日午前10時ごろ、東京都江戸川区内の首都高速道路中央環状線・葛西ジャンクション(JCT)で、ランプウェイを走行していた大型トレーラーが側壁に衝突。荷台に積載していたコンテナが下を流れる川へ落下する事故が起きた。
今年3月、東京都世田谷区内の都道で危険ドラッグ吸引を原因とする接触事故を起こした34歳の男について、東京都公安委員会は18日までに180日の運転免許停止処分を実施した。危険ドラッグを常用しており、同様の事故を起こす可能性が高いことが理由とみられる。
17日午後9時50分ごろ、東京都足立区内の都道で、通行を巡って交通トラブルとなった男性がタクシーの運転者と殴り合いになり、逃走を阻止しようとした際にひきずられる事件が起きた。警察は後に37歳の男を逮捕している。
17日午後11時ごろ、東京都青梅市内の市道で、70歳代の女性が自転車ごと転倒。ブレーキレバーが女性の目に突き刺さる事故が起きた。女性は意識不明の重体となっている。
警視庁の自転車隊「BEEMS」(ビームス)が冬の装いで、自転車の正しい乗り方をアピールしている。「自転車安全利用指導啓発隊」という正式名称にふさわしく自転車で車道に乗り出したが、夏のまぶしかったあのBEEMSとはどこか違う。
15日午後5時ごろ、東京都港区内の都道で、交差点を左折しようとしたトラックが歩行者の男性に衝突。交差点に隣接した建物に突っ込む事故が起きた。歩行者の男性が死亡。警察はトラック運転者を逮捕している。
警視庁は、年末・年始(12月18日~1月3日)における都内一般道路の渋滞予測を発表した。
11月28日午前6時30分ごろ、東京都江東区内の国道357号で、交差点を右折進行してきた大型トレーラーが路外に逸脱し、横転する事故が起きた。人的な被害はなかったが、現場付近の車線が一時規制された。