デトロイトショーで発表された新型SUVのレクサス『RX330』=日本名トヨタ『ハリアー』はトヨタのカナダ工場で生産される。レクサスが日本以外の工場で生産されるのはこれが初めてだ。カナダ工場従業員は2年前から日本の九州工場で研修して、今回のレクサス車生産開始に備えたという。
トヨタ『ハリアー』の次期モデルとされるレクサス『RX330』。チーフエンジニアの岡根幸宏主査によると、「日本向けのハリアーとして全幅1845mmが厳しいのは確か。日本では1800mmで消費者の受け入れ方が大きく変わるのは承知している」と、北米市場重視の姿勢を見せた。
トヨタのカスタマイズ部門モデリスタが発表した『SU Wagon』。会場では一切触れられていないが、これはデトロイトショーではレクサスブランドで『RX330』として発表された、次期トヨタ『ハリアー』予告モデル。
レクサスは高級SUVの『RX330』をフルモデルチェンジ、デトロイトショーで発表した。日本名はトヨタ『ハリアー』、日本より先に北米で発表された。前席のニー(ひざ)エアバッグや、方向可変式のヘッドライトなどがいち早く導入される。
トヨタ自動車はデトロイトショーで、今年春から北米で販売する新型レクサス『RX330』(日本名トヨタ『ハリアー』)を出品した。ハリアーは、北米市場で売れ筋の高級SUVとして人気を集めており、トヨタにとってはドル箱。このためか、初登場はデトロイトとなった。