90年代末から吹き荒れた自動車世界再編の嵐を乗り越え、「自主自立」路線を固めたホンダ。だが、環境対応技術への膨大な投資や内外での激しい販売競争など、生き残りをかけたメガコンペの天王山は、むしろこれからだ。本田宗一郎氏以来、6代目となる福井威夫社長は、いま一度「ホンダらしさ」を追求すると、社内外にメッセージを送る。
「情熱は衰えず」ー10年目の新たな挑戦 オリビエ・パニス インタビュー/ダ・マッタのマネージャー、フェルナンド・パイバが語る「マネージャーの仕事」/「パニスのGPダイアリー」/「F1異人伝」/近藤真彦の「ULTRAくるまっち」
8日に新社長披露パーティを終えたばかりのホンダの福井威夫社長が、一般紙などを対象とする就任後初の単独インタビューに応じている。きょうは、朝日、毎日、日経の各紙が一問一答を取り上げているが、一社の持ち時間は45分と決められており、限られた時間内で持ち味をどのように引き出せるかがポイントとなっている。
「英国人労働者はフランス人に比べ働かない」。トヨタ自動車の白水宏典副社長が、英『フィナンシャル・タイムズ』紙のインタビューで発言し物議を醸したのは、3月のこと。しかし、イギリスの民間調査機関ワールドマーケットリサーチセンターが8日に発表した調査は、この発言を裏付ける結果となった。
「レースビュー」/「レースレポート」/「TF103新スペック投入」/「これがトヨタ式セッティングの進め方だ」/「ハウエット&ブルナー緊急インタビュー」/「短期集中講座 タイヤってなんだ? その1」/「ダ・マッタのGPダイアリー」/「Who Works」/「F1異人伝」/「名車アルバム」
軽自動車トップメーカーにしてGM(ゼネラルモーターズ)グループのスモールカー分野の優等生となったスズキ。2003年3月期の連結売上高を2兆円に乗せ、「浜松の中小企業」(鈴木修会長)を世界に飛躍させた鈴木会長の社長・会長在任期間は25年に達する。鈴木会長は「ポスト修体制」の確立と転換期の舵取りを津田紘社長に委ねた。
トヨタ自動車は29日、欧州の販売目標について同日付の朝日新聞が「2006年に120万台に拡大方針」と報じたことについて、「具体的には決まっていない」とコメントした。同紙の報道は張富士夫社長へのインタビューに基づくもので、張社長は05年に80万台という現行の目標は「遅くとも04年には超えられるだろう」と述べたとも報じている。
BARホンダのデビッド・リチャーズ代表がイギリス紙のインタビューに答え、ジェンソン・バトンをワールドチャンピオンにする自信があると語った。「ジェンソンはワールドチャンピオンに必要な資質を兼ね備えている。それは疑いようがない」と。
いよいよ一般公開が始まった東京モーターショー。読者の中にも「もう行ったよ」なんて方がきっと大勢いることだろう。今回はいろいろと注目する車種があり、久々に活気のあるショーとなったが、来場者の間で話題騒然、賛否両論となっているのは間違いなく光岡『オロチ』だろう。
90年代後半、元気印の3企業のトップを訪ね、読者に代わってとりあえず元気な空気に触れてその理由を訪ねてくるという企画。インタビューが1998年、単行本化が99年。いま読むと各種ソニー論、ホンダ論あるいは国際的な業界再編論の総括、入門編になっている。