ボランティア報告:能登の子どもたちにバイクで笑顔を届けたい!にっぽん応援ツーリング「子ども遊び広場 in 輪島市門前町」を開催



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160440/33/160440-33-674feb78f22130bc9c18896eff339645-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本ボランティア活動のために集まったにっぽん応援ツーリング2025の参加者たち

一般社団法人日本ライダーズフォーラム(以下、JRF / 本社:東京・渋谷区、代表/風間深志)が主催する社会貢献型ツーリングイベント「にっぽん応援ツーリング」は、2025年9月15日(月)、能登半島地震の被災地である輪島市門前町にて、ライダー44名が参加し、子どもたちや地域住民80名と交流を深め、心をケアする活動を実施しました。

開催背景

にっぽん応援ツーリング「子ども遊び広場 in 輪島市門前町」
能登半島では昨年1月の地震と9月の豪雨が、被災者の心に今も深い影を落としています。先の見えない仮設住宅での生活は、将来への不安を拭えずにいる状況です。
これまで私たちは、炊き出しや家財運び出し、海岸清掃といった作業ボランティアを継続してまいりました。しかし今回は、活動の焦点を変え、被災地の子どもたちとその保護者の「心」に寄り添うことを目的に開催しました。
これまでと異なる校舎や友人たちの転校などに影響を受けた子どもたちへ「笑顔を届けたい」「みんなが気にかけているよと伝えたい」「健全な成長に少しでも寄与したい」という熱意を持つライダーが全国各地から参加しました。

白バイ交通安全教室で子どもたちの笑顔が輝く

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160440/33/160440-33-0ab4074fe0bebf14e3b4a462f5148e1a-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


イベント冒頭では、石川県警輪島警察署と石川県交通機動隊の白バイ2台による交通安全教室が行われ、実技によるバイクの挙動説明はベテランライダーも感心するほどでした。
白バイ乗車体験では、はじめは遠慮していた子どもたちが、白バイライダーの優しい促しにより、白バイに跨がった途端、目を輝かせてアクセルやスイッチ類を触っていました。

温かいうどんで心も体もぽかぽかに

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160440/33/160440-33-046245918448f020dae58c348a39d1de-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


昼食は、参加ライダーに加え、活動に賛同してくれた金沢星稜大学「学生赤十字奉仕団」の学生3名にもご協力いただき、茹でたてのうどんを参加者全員に提供しました。
隣接する仮設住宅の住民の方々にもうどんを配布した際、ある方がかけてくださった言葉が深く心に刻まれています。
「最近は炊き出しも無いし、ボランティアが来ても朝市のあった輪島市中心部ばかり。この門前地区はみんな素通りだから今回来てくれてとても嬉しい」
この言葉は、私たちがこの活動を続けることの意義を改めて教えてくれました。

地元高校球児も加わり笑顔あふれる交流

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160440/33/160440-33-6e9afce2a2d90851d9236f97282c9c97-718x538.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


午後は近隣のグランドで練習を終えた門前高校野球部員もイベントに立ち寄り、日頃触れる機会の少ないバイクについて、オンロード/オフロードといったバイクの違いを興味深く尋ねるなど、笑顔あふれる交流が生まれました。
その他にも「だるまさんが転んだ」や、アニメをテーマにした〇×クイズ、子どもたちとライダーがチームを組むピンポン球リレーなどのレクリエーションを通じて、大人も子どもも一緒に遊び楽しみました。

閉会にあたって

子どもたちを始めとする被災者の日常はまだまだ取り戻せていませんが、この日を共に過ごしたことで、少しでも安らぎを感じ取っていただければと願いながら会場を後にしました。
「私たちの走る喜びを、社会の喜びに変える」
このスローガンのもと、私たちはバイクで培った行動力と仲間との絆を力に変え、被災地の復興に貢献してきました。
今回の「子ども遊び広場」が、にっぽん応援ツーリング2025年としての最後のボランティア活動となります。本年も多くのライダーの皆さんが、被災地での活動にご参加くださり、誠にありがとうございました。被災地の子どもたちを始め、多くの方々の笑顔に出会えたことが、私たちの何よりの喜びです。
来年も引き続き、被災地の復興支援に取り組んでまいります。これからも応援・ご協力よろしくお願いいたします。

開催概要

にっぽん応援ツーリング「子ども遊び広場 in 輪島市門前町」
開催日: 2025年9月15日(月)
開催場所: 輪島市門前町
参加者: 災害ボランティアとして参加したライダー44名、地域住民約80名

【にっぽん応援ツーリングについて】

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160440/33/160440-33-a562e23353097bcbc8c73a422ac80146-2552x1820.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

「にっぽん応援ツーリング」は、一般社団法人日本ライダーズフォーラムが主催する、社会貢献型のツーリングイベントです。
JRFの代表である風間深志は、2011年に全国のライダーらに呼びかけ、東北の全災害地域を走り回り、復興に向けて協力や応援を行いました。車で入れない災害地域での活動やその地域固有の問題に、バイクならではの機動力を活かして貢献したのです。このような、社会に貢献することで「走る喜びを社会の喜び」に変えていこうとする活動は、後に一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)主催の「走ろう東北!MFJ東北復興応援ツーリング」(2015年~2019年)へと発展。
2020年からは一般社団法人日本ライダーズフォーラム(JRF)が主催、MFJ共催となり、バイクで全国を楽しく走りながら同時に社会貢献もする「にっぽん応援ツーリング」として継承されています。今年の開催は、4月26日(土)~11月30日(日)です。




お問い合わせ先


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160440/33/160440-33-8acc4cf172fe2aab9d133f9329c50522-3579x1416.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

一般社団法人日本ライダーズフォーラム(JRF)住所:〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-21-2 長谷部第2ビル9F
TEL:03-3447-8522
E-MAIL: office@kazamaoffice.co.jp
HP:https://www.round4poles.com/nippon2025
団体概要:
オートバイ文化の振興と社会貢献を目的とした団体です。ライダーの地位向上やツーリングを通じた地域活性化、災害支援活動などを行っています。代表的なイベントとして、太陽を追いかけるツーリングラリー「SSTR」、地域応援とツーリングを組み合わせた「にっぽん応援ツーリング」、女性ライダーと琵琶湖を巡る「マザーレイク・ラリー」などを開催しています。



プレスリリース提供:PR TIMES