
~本年度のテーマは「豚熱(ぶたねつ)をひろげないためにできること」~
農林水産省は、家畜の病気やその対策への理解を深めていただくため、毎年、「家畜衛生ポスターデザインコンテスト」を開催しています。令和7年度は、「豚熱をひろげないためにできること」をテーマに、7月16日(水曜日)から9月30日(火曜日)まで募集します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202507021565-O1-bKZxL2u5】
1. コンテストの趣旨
現在、日本を含む世界中で、高病原性鳥インフルエンザや豚熱などの家畜に深刻な被害を及ぼす伝染病の発生・まん延が大きな問題となっています。家畜にこのような病気が広がると、畜産業に大きな被害を与え、肉や卵を含む食品の安定供給に深刻な被害を及ぼす可能性があります。農家をはじめ畜産関係者は、家畜の病気が農場に入らないように、日頃から対策を行っています。しかし、病原体は衣類や靴、食品などを介して、家畜が直接感染したり、野鳥やイノシシなどの野生動物を経由して感染したりする場合があります。このため、家畜の伝染病対策は、農場だけでなく、日本に滞在又は居住する人全員で心がける必要があります。
そこで、家畜の病気やその対策への理解が深まるきっかけとなることを期待して、「家畜衛生ポスターデザインコンテスト」を実施しています。
特設サイト:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/eisei_poster.html
2. 募集テーマ
テーマ「豚熱をひろげないためにできること」
豚熱という病気に関心を持ってもらい、おいしい日本産豚肉の生産を守るために行動してみようと思ってくれる人が一人でも増えるようなポスター作品を募集します。
豚熱(ぶたねつ)とは豚やイノシシが感染する病気です。感染力が強い上に死亡率が高いため、豚農場で発生した場合には、他の農場等への感染がひろがることを防ぐため、飼養している豚を殺処分することになります。日本では、2018年9月に飼養している豚と野生イノシシで発生が確認されて以降、現在も豚・野生イノシシで感染が確認されています。
豚農場での発生を防ぐため、農家の方達は農場内に原因ウイルスを入れないように努力していますが、同時に、豚熱ウイルスを持つ野生イノシシを増やさない取り組みも必要です。野生イノシシの豚熱感染をひろげないためには、野生イノシシが生息する地域に住んでいる方、山林を訪れる方など、みんなで対策を行う必要があります。
詳しくは、次のリンクをご確認ください。https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/csf/wildboar/inosisitaisaku.html
3. 募集デザイン
絵画、イラスト、CG、写真などの平面作品でA3又は八ツ切タテのデザイン
4. 表彰点数
農林水産大臣賞 1点
消費・安全局長賞 1点
佳作 数点
特別賞
中央畜産会長賞 1点
大日本猟友会長賞 1点
日本獣医師会長賞 1点
日本養豚協会長賞 1点
動物検疫所長賞 1点
受賞作品は農林水産省ホームページで発表します。
また、農林水産大臣賞、消費・安全局長賞、特別賞については、表彰式を行う予定です。
*住所(都道府県名のみ)及び氏名(ペンネーム可)を公表します。
*学生、生徒又は児童の場合は学年(学生については原則学校種別のみ、学校名は希望者のみ)も併せて公表します。
*一般の方は希望により職業や職種を公表します。
5. 審査委員
石川 清康(農林水産省 動物検疫所 所長)
植竹 香織(ポリシーナッジデザイン合同会社 代表)
勝田 賢(農研機構 動物衛生研究部門 所長)
小森田 亜希子(農林水産省 大臣官房広報評価課 デザイナー)
津田 知幸(家畜衛生部会 牛豚等疾病小委員会 委員長)
平田 滋樹(農研機構 畜産研究部門 上級研究員)
*敬省略、五十音順
6. 募集期間
令和7年7月16日(水曜日)から9月30日(火曜日)まで(当日消印有効)
7. 応募方法
応募用紙に必要事項を記入し、応募作品とともに次の応募先へ郵送又はメールにて提出してください。
【郵便の場合】
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
農林水産省消費・安全局動物衛生課内
家畜衛生ポスターデザインコンテスト事務局 宛
【電子メールの場合】
eisei_poster★maff.go.jp
応募の際は★を@に変更して送付してください。
8. 添付資料
令和7年度「家畜衛生ポスターデザインコンテスト」実施要領(PDF : 216KB)
ポスター大募集!(PDF : 844KB)
報道情報(PDF : 900KB)