『ゴルフGTE』に続いて送り出されたプラグインハイブリッド車の第2弾が、フラッグシップの『パサート』に追加された「GTE」である。
ここにきて、輸入車の中では比較的身近なメーカーといえるプジョー、シトロエン、DSをとりまとめる仏・PSAグループがディーゼルの販売に踏み切ったことは嬉しいニュースといえるだろう。
静と動の共存…。現代のプレミアムスポーツカーに求められる要素である。すべてが新しいアストンマーティン『DB11』のコクピットに入り、ドアを閉めた瞬間、それまでの喧騒はシャットアウトされた。そこで聞こえるのは新開発の5.2リットルV型12気筒ツインターボの鼓動だけ。
「e-トロン」の充電ポートは、フロントの“4つ輪”をスライドさせると現れる。まるでサンダーバードのようなギミックだ。ほかにメッキの横パターンのグリルも専用デザイン。が、ことさらEVでもあることの主張はむしろ控えめ。普通に『A3』している。
新型ルノー『トゥインゴ』は「TWINGO PARIS」とうたうことからも分かるように、パリを強調した新型だ。
ジャガーとして初めてのSUVとなる『F-PACE(Fペイス)』は、いかにもジャガーらしくスポーティな走りのSUVに仕上がっていた。
ボルボのフラッグシップであるXC90は、モデルチェンジを機に新世代の2.0リットル直列4気筒DOHCターボを搭載した。これにスーパーチャージャーを加え、ツイン過給を行う「T6」も設定している。さらに上を行くのがイメージリーダーの「T8」だ。
アメリカ市場では3列シートのミッドサイズSUVはミニバンに代わるファミリーカーの代表ともいえる存在で、自動車メーカー各社はこぞって力を入れている。マツダ『CX-9』もこのカテゴリーのクルマで、今夏10年ぶりにフルモデルチェンジ。
いまや国産車のように扱える、親近感あふれる『ゴルフ』である。それゆえに、違和感なく運転できると、日本国民のDNAに刷り込まれているところすらある。
ディーゼルエンジン搭載車である前に、何といってもプジョーのフラッグシップセダンらしいこと。今回の試乗で改めて実感したのはそのことだった。
新世代メルセデスベンツの先鋒としてバリエーションを拡大している『Cクラス』に加わったのが、ハイブリッド車に充電機能を加えたプラグインハイブリッドの『C350e』である。
それまでの『FF』にビッグマイナーチェンジを施したニューモデル、『GTC4ルッソ』が初披露されたのは、今年のジュネーブ・ショーでのことだった。
ボルボ『XC90』の最上級グレードとなる「T8」はツインエンジンと呼ぶプラグインハイブリッド車だ。8という大きな数字が示すように、ボルボ車の中で最もパワフルなパワートレーンを搭載したモデルだ。
プジョーのフラッグシップモデルとして、日本では2011年に販売を開始した『508』。事実上、それまでラインナップされていた「407」と「607」を廃止し、それらのニーズを集約するモデルとしての役割を担うことになった。
アウディ初のプラグインハイブリッド車が『A3スポーツバック』をベースにした「e-トロン」である。1.4リットルの直噴ターボエンジンに、8.7kWhの大容量バッテリーを組み合わせ、痛快な走りと最上級の環境性能を実現した。