GMの純利益6割増、売上高も3年ぶりに回復 2021年通期決算

GMの米国本社
  • GMの米国本社
  • シボレー・シルバラード
  • キャデラック・エスカレード 新型

GM(General Motors)は2月1日、2021年の通期(1~12月)決算を発表した。純利益はおよそ6割増えている。

同社の発表によると、売上高は1270億0400万ドル(約14兆5700億円)。前年の1224億8500万ドルに対して3.7%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。また、2021年通期の純利益は、100億1900万ドル(約1兆1495億円)。前年の64億2700万ドルに対して、55.9%の増益と回復を果たしている。

増収増益となった要因は、前年は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大により、業績が落ち込んだため。今期は主力の米国市場において、利益率の高い大型ピックアップトラックやSUVの販売が回復した。

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「2021年の記録的な業績は、GMがグローバルで達成したもの。とくに米国では、フルサイズのピックアップトラックとSUV分野において、販売面でのリーダーシップを発揮した」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集