手のひらサイズのスマホ用ジンバル「DJI OM 5」発表、3軸手ブレ補正技術で滑らか映像

DJI OM 5
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  • DJIで開発した高度アルゴリズムを搭載
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DJIは9月9日、手のひらサイズのボディに3軸手ブレ補正技術を搭載したスマートフォン用スタビライザー「DJI OM5」を発表した。

DJI OM5は、スマートフォンの撮影性能を最大限に引き出すコンパクトなジンバル。完璧なセルフィー撮影、滑らかな動画撮影、自動トラッキングなど、様々な機能を搭載。新機能ShotGuidesでは、チュートリアルを見ながら撮影できるので、プロが撮ったような印象的な映像を残せる。

DJI公式オンラインストアで先行販売中。磁気クランプ、三脚、電源ケーブル、リストストラップ、収納ポーチ同梱で、価格は1万7930円。サンセット ホワイトとアテネ グレーの2色展開。別売アクセサリーの補助ライト内蔵スマートフォンクランプは6160円。

延長ロッドを本体内蔵、手のひらサイズを実現

DJI OM5は独自の折りたたみ式設計を採用し、折りたたみ時のサイズは174.7×74.6×37mm。前モデルに比べ3分の1小さくなったコンパクトボディで、手軽に持ち出すことができる。ハンドルは人間工学に基づいて設計し、手のひらにぴったりとフィット。柔軟性と耐久性に優れたメタルジョイントにより、特別感のあるクールな外観に仕上がっている。

また、DJIのジンバル製品として初めて、215mmの延長ロッドを本体に内蔵。大人数の友達とのセルフィーや、ユニークなアングルからの撮影も簡単に行うことができる。クランプには新デザインが採用され、スマートフォンをしっかりと保持し、様々なスマートフォンモデルに対応する。また、ハンドル部分のボタンを1つ増やしたことで、メイン機能へのアクセスや制御がさらに容易になった。

3軸手ブレ補正による滑らかな映像

DJIの3軸手ブレ補正技術の鍵となるのは3つの強力なモーター。これにより、撮影中に激しく動き回っても、大きなサイズのスマホを使っても、スマホの向きをしっかり制御。歩いているシーンからスポーツシーンまで幅広く対応し、感動的でクオリティの高いコンテンツを制作できる。

また、動画撮影初心者でも、新機能ShotGuidesを使えば、30組に及ぶプリセットの撮影チュートリアルを参考にしながらプロのように撮影でき、自動編集で簡単に動画を作成できる。刷新されたActiveTrack 4.0は、最大5m/sのスピードで、最大3倍のズームを使ったトラッキングに対応。被写体が激しく動いていても正確に認識し続け、被写体をフレームの中心に捉えながら安定したトラッキングを実行する。

プロレベルの動画が作成できる多彩な機能

DJI OM5はさらに、プロレベルの機能や事前にプログラムされた撮影モードを多数搭載する。ハンドジェスチャーで動画撮影の開始・終了を操作したり、写真撮影を簡単に行うことができ、セルフィー撮影やセルフタイマーを設定しないグループ写真に最適だ。また、視覚的な映像効果をもたらすDynamicZoom機能は映画で使われる撮影技法の一つ。ズーム機能を自動的に調整することにで背景をドラマチックに動かしていく。

タイムラプスを使用すると時間の流れが圧縮され、モーションラプスはタイムラプスの効果に加え、ジンバルの動作ポイントを設定。ハイパーラプスはジンバル自体が物理的に移動する状態で撮影されたタイムラプス映像になる。これら3つのモードは3軸ジンバル技術の他、スマートフォンのEIS(電子式映像ブレ補正)技術を併用し、さらに滑らかな映像を実現する。

パノラマ撮影には、3×3パノラマ、240°パノラマ、分身パノラマの3種類のオプションを用意。広い視野で映像を捉えることができる。分身パノラマは人や被写体を複数回撮影し、1つのショットに合成するユニークでクリエイティブな映像効果を実現する。

《纐纈敏也@DAYS》

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