デンソー、リコール費用や新型コロナ影響で営業益8割減 2019年3月期決算

デンソーは4月30日、2020年3月期(2019年4月~2020年3月)の連結決算を発表。リコール費用や新型コロナウイルス感染拡大の影響による減収などで、営業利益は前期比8割減となった。

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デンソーは4月30日、2020年3月期(2019年4月~2020年3月)の連結決算を発表。リコール費用や新型コロナウイルス感染拡大の影響による減収などで、営業利益は前期比8割減となった。

売上収益は前期比3.9%減の5兆1535億円。物量ベースでは第3四半期まで前年度比で横ばいを維持していたものの、為替や第4四半期の新型コロナウイルス感染症拡大による大幅な市場減速の影響により減収となった。

営業利益は下半期に発生した燃料ポンプのリコール費用や、売上減少に伴う操業度差損等により、同80.7%減の611億円となった。税引前利益は同74.8%減の896億円、純利益は同73.2%減の681億円となった。

なお、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響により先行きが不透明となっており、現時点での合理的な算出は困難であることから、連結業績予想は未定としている。

《纐纈敏也@DAYS》

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