英国自動車生産、日本向け出荷は17%減 2019年

日産キャシュカイ(欧州仕様)
  • 日産キャシュカイ(欧州仕様)
  • MINI 5ドアハッチバック(欧州仕様)
  • トヨタ・カローラ(欧州仕様)
  • ホンダ・シビック(欧州仕様)
  • ランドローバー・レンジローバー・スポーツ(欧州仕様)

英国自動車工業会(SMMT)は1月30日、2019年の英国における自動車の生産実績を発表した。総生産台数は130万3135台。前年比は14.2%減と、3年連続で前年実績を下回っている。

総生産台数130万3135台を、英国向けと輸出分で分けると、英国向けが24万7138台。前年比は12.3%減と、2桁のマイナス。輸出分も105万5997台にとどまり、前年同期比は14.7%のマイナスだった。

2019年、英国で生産された乗用車のおよそ8割が輸出された。日本は、アジアで中国に次ぐ英国車の輸出市場に。しかし、2019年の日本への輸出は、前年に対して17.7%減と後退している。

英国に生産拠点を置く主要自動車メーカーは、トヨタ、ホンダ、日産、ジャガー・ランドローバー、BMWグループのMINIとロールスロイス、フォルクスワーゲングループのベントレーなど。

なお、2019年の英国からの輸出台数ベスト5は、日産『キャシュカイ』、MINI『ハッチバック』、トヨタ『カローラ』、ホンダ『シビック』、ランドローバー『レンジローバースポーツ』の順だった。

《森脇稔》

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