フォルクスワーゲングループは4月12日、ヘルベルト・ディース新CEOの指名に合わせて、グループの新体制を発表した。
新体制では、フォルクスワーゲングループは6つの事業分野と中国地域を置く体制に移行。フォルクスワーゲングループ傘下の各ブランドは、量販、プレミアム、スーパープレミアム、トラック&バスに大別される。
また、ヘルベルト・ディース新CEOはグループの研究開発を統括する立場に。グループの営業および販売の責任者は、アウディ取締役会のルパート・シュタドラー会長が兼務し、グループの生産の責任者は、ポルシェ取締役会のオリバー・ブルーメ会長が兼務する体制とする。なお、ポルシェのオリバー・ブルーメ会長は、グループの経営会議の新メンバーにも指名された。
さらに、車載コネクティビティとITは、ヘルベルト・ディース新CEOが直轄する体制とし、コネクトとITを重視する姿勢を鮮明に。調達と部品は今後、ひとつのユニットに統合される予定、としている。
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