朝日新聞社「航空部」90年、築地本社上空をヘリが記念旋回

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朝日新聞社「航空部」90周年記念イベント(10月22日、東京本社)
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朝日新聞社に「航空部」が設立されて90年。東京・築地の朝日新聞社 東京本社で10月22日、記念見学会が行われ、親子など60人がパイロットや整備士の解説を聞き、屋上ヘリポートでは実機の離着陸を見学した。

1926(大正15)年に発足した航空部は現在、ヘリコプター4機、ジェット1機を保有。羽田空港には「はやどり」(エクスプローラー)、「ゆめどり」(グランド・ニュー)、「あすか」(サイテーション・アンコール)が、伊丹空港には「あさどり」(エクスプローラー)、福岡空港には「はつどり」(エキュレーユ2)が待機し、“空からの報道”を担っている。今冬にはヘリがもう1機、追加される見込み。

同社航空部はこれまで、報道としての“本業”のほか、南極観測への協力(1956年)や、中国訪問飛行(1983年)なども実施。太平洋戦争が終結した1945年には、航空部が廃止に追い込まれ、保有する機体のすべてを米軍に没収されたこともあった。

見学会では、同社本社上空を「ゆめどり」が旋回。同社カメラマンが、屋上で大きく手を振る親子たちを撮影。その楽しい雰囲気が同社デジタル版に掲載された。

また、本社2階「読者ホール」では、使命を終えたジェット機のコックピットを展示。同フロアの展示は年末まで見学を受け付け、コックピットまわりを見学できるほか、座席に腰かけ操縦桿などにも触れられる。

《レスポンス編集部》

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