フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは3月23日、フランスのフランセーズ・デ・メカニーク工場における3気筒ガソリンターボ「ピュアテック」エンジンの累計生産が30万基に到達した、と発表した。
フランセーズ・デ・メカニークは1969年、PSAとルノーが50対50の出資比率で設立。2013年以降、ルノーの出資が抜けて、PSAの完全子会社になっている。
3気筒ガソリンターボのピュアテックエンジンを積むのは、プジョーが『208』、『308』、『2008』、『3008』。シトロエンが『C3』、『C4』、『C4カクタス』、『C4ピカソ』。DSブランドが、『DS3』、『DS4』。現在、これらの車両のピュアテック搭載車に対する需要が増している。
フランセーズ・デ・メカニークでは2014年3月、3気筒ガソリンターボのピュアテックエンジンの生産を開始。現在では4交代制で、1週間あたり6450基のエンジンを生産する。今回、生産開始から2年で、累計生産30万基を達成した。
PSAプジョーシトロエンのデニス・マーティン氏は、「ピュアテックガソリンエンジンが、その搭載車の成功の大きな要因になっている」と述べた。