つくばマラソンで導入された「ウェーブスタート」にランナー満足の声

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第35回つくばマラソンが大会終了後にアンケートを実施
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つくば市、筑波大学、茨城陸上競技協会、読売新聞社は、2015年11月22日に「第35回つくばマラソン」を開催し、大会終了後に行ったアンケート調査の結果を発表した。有効回答数は1013件。

つくばマラソンは、「マラソンを科学する」という大会テーマのもと、「スタート」「景観」「交通規制」の3つの視点での取り組みを展開。アンケート調査は、「スタート」と「景観」の取り組みについて行った。

今回、スタート時の混雑を避けるため、マラソンでは「ウェーブ(時間差)スタート」を実施。特に混雑する5km地点における5分ごとの通過人数を、一斉スタートだった第34回大会の数値と比較した。

最多通過人数は、第34回大会が2738名、第35回大会が2469名となり、コース上の混雑が緩和されたことがわかった。フルマラソンのランナー数が約2500名拡大している中での人数減少は、ウェーブスタートの効果が大きいと考えられる。

次に、グロスタイムとネットタイムの平均の差を、最も差が大きくなる5時間以降で第34回大会と比較。第34回大会は7分5秒、第35回大会は3分36秒となり、3分以上も縮小された。

アンケート調査では、「ウェーブスタートに満足したか」という問いに対し、58.8%が「とても満足している」と回答。「満足している」33.3%と合計すると、92.1%がウェーブスタートに満足しているという結果になった。

コメントには、「ウェーブスタート導入により、タイムが遅いのに前からスタートしようとする割り込みを減らすことができた」「これまでは10km過ぎまで走路の混雑が続いていたが、今回は5km地点で混雑を感じなくなった」などが挙げられた。

今回、給水所の表示物は、視認性・識別性を高めるため、配布物(水、バナナなど)を連想させる色を採用。アンケート調査で「わかりやすかったか」と尋ねたところ、14.1%が「とてもそう思った」と回答。

「そう思った」37.2%とあわせると、51.3%が「わかりやすかった」と感じていることがわかった。

つくばマラソン、92%がウェーブスタートに満足

《美坂柚木@CycleStyle》

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