曙ブレーキ、新規受注の集中・コスト急増などで営業減益…第3四半期決算

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曙ブレーキ工業(イメージ)
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曙ブレーキ工業が発表した2014年4-12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比41.6%減の28億2200万円と大幅減益となった。

売上高は同5.4%増の1857億3100万円と増収となった。国内は自動車生産台数が低調だったため、減収だったが、海外市場では北米で好調な需要を背景に自動車販売が拡大したことや為替換算の影響があった。

収益では、北米での想定を上回る規模で市場が拡大し、これに伴う増産対応や、新規受注製品の立上げ時期が集中したことによる想定外のコスト発生の影響から減益となった。経常利益は同39.2%減の27億5300万円だった。

当期損益は曙ブレーキ山陽製造の完全子会社化に伴う減損損失を計上したことや、繰延税金資産の一部を取り崩したため、5億円の赤字に転落した。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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