曙ブレーキ工業が発表した2014年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比15.6%増の37億2200万円と増益となった。
売上高は同5.8%増の1231億2200万円と増収となった。国内向けは減収となったものの、海外市場でアジア、北米とも自動車販売が拡大したことや、為替換算の影響もあった。
収益では、アジアでの収益拡大や生産合理化などの収益改善、為替差益などの効果もあって経常利益は同17.0%増の34億6000万円だった。純利益は、曙ブレーキ山陽製造の完全子会社化に伴う減損損失を計上するため、同4.0%減の9億2000万円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。