フコク、メキシコ販売会社に増資して自動車部品などを製造する工場を新設

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フコクは、メキシコの販売会社に増資して、自動車部品を製造する工場を新設すると発表した。

同社は米国子会社のフコクアメリカが出資してメキシコに営業機能を持つ販売会社「フコクメキシコ」の設立を進めてきた。メキシコでは、同社の主要納入先である日系自動車メーカーが生産能力を新・増設しており、関連する部品メーカーも相次いで進出している。

このため、フコクメキシコに増資して生産機能を持つ拠点として設立することにした。メキシコにおける生産の早期化によって主要納入先の要請に応えながら、収益拡大を図っていく。

自動車用機能部品、ブレーキ部品を製造する工場用地の取得と工場建設資金に向け、8月をメドにフコクが9100万メキシコペソ(約7億円)の増資を引き受ける。増資後の資本金は9620万メキシコペソ(約7億4000万円)となり、フコク本体の出資比率は1.0%から増資後、94.6%となる。

《レスポンス編集部》

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