夕暮れ時のヘッドライト早期点灯は1割…おもいやりライト運動事務局調べ

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夕暮時の点灯実施は1割
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おもいやりライト運動事務局は、ヘッドライトの早期点灯に関する意識調査および実地調査を実施し、その結果を発表した。

同運動事務局は、交通事故削減を目指し、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯の呼び掛けや「見えやすさ・見られやすさ」を認識してもらうことを目的とした情報発信を、年間を通し継続的に行っている。

昨年に引き続き、同事務局の「ヘッドライト早期点灯研究所」では、日本能率協会総合研究所と共同で、全国のドライバー1000人を対象に、インターネットを活用した意識調査を実施。さらに初めて、神奈川県横浜市内の市道にて、夕暮れ時に走行するクルマのヘッドライト点灯有無を調べる実地調査を行った。

意識調査の結果によると、早期点灯となる「日の入り30分前」に点灯しているドライバーは11.4%。実地調査においても9.4%という低い数字にとどまった。

一方、「車を運転しているときにヘッドライト早期点灯を実施しているか?」との意識調査では、早期点灯を「いつも実施している」「時々実施している」と回答したドライバーは82.9%に達した。これらの結果により、多くのドライバーが早期点灯を意識していながらも、実際の点灯タイミングは日の入り後に多く、早期点灯時刻の意識と行動にずれが生じていることが分かった。

同事務局は、これまでランナー、市民、企業などと一緒にヘッドライト点灯車両を増やす活動を行ってきたが、2014年度はこれまでの活動をパワーアップ。特にドライバーに対し、早めにヘッドライトを点灯する意識付けに注力していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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