BMWグループ 第3四半期決算、純利益は3.2%増

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新型BMW 3シリーズセダン
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ドイツの高級車メーカー、BMWグループは11月5日、2013年第3四半期(7‐9月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の総売上高は、187億5000万ユーロ(約2兆5425億円)。前年同期の188億1700万ユーロに対して、0.4%の減少。一方、第3四半期の純利益は、13億3000万ユーロ(約1800億円)。前年同期の12億8900万ユーロに対して、3.2%増えている。

第3四半期の世界新車販売は、前年同期比10.7%増の48万1657台。このうち、BMWブランドは40万5350台を売り上げ、前年同期比は11.7%増。

2013年1‐9月の車種別実績では、『3シリーズ』が前年同期比27.6%増の36万5772台と牽引。『5シリーズ』も2.7%増の27万0902台と堅調だった。SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)では、『X3』が前年同期比5.7%増の11万3945台。『X1』も13.6%増の11万6451台と好調。

第3四半期の市場別実績では、中国を含めたアジア全体が、前年同期比24.5%増の14万9834台と伸びた。米国は15.9%増の11万1810台。欧州は20万4828台を売り上げ、前年同期比は1%増と、わずかに増加した。

BMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長は、「新技術への大型投資や欧州の厳しい販売環境にもかかわらず、第3四半期、1-9月ともにポジティブな結果。世界新車販売は過去最高だ」と語っている。

《森脇稔》

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