JAXA、SPRINT-Aの打上げを延期

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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、内之浦宇宙空間観測所からイプシロンロケット試験機による惑星分光観測衛星(SPRINT-A)の打上げを8月22日に予定していたが、8月27日に延期すると発表した。

打上準備作業中のロケットと地上装置との通信機能点検で、地上装置に不適合が確認され処置に時間を要したため、打上げを5日間延期する。

ロケットの機能点検を行うための信号中継装置で、一部配線に誤りがあることが判明し、これを修正した。

JAXAでは、打上げを万全にするため、同様の事象がないかなど、再度確認したが、問題は発見されなかったとしている。

また、打上げ予定時間帯について13時30分~14時30分(日本標準時)と公表していたが、最新の飛行経路解析の結果、分離後のSPRINT-Aと太陽の位置関係を考慮し、打上げ予定時間帯を13時45分~14時30分(日本標準時)に変更する。

《レスポンス編集部》

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