市場調査会社のニールセンによると、2013年第2四半期のマレーシアの消費者景況感は103ポイントとなり、前回調査から4ポイントのマイナスとなった。
消費財(FMCG)部門の減速が影響した。同調査は100を中間値とし、100以上は楽観、100以下は悲観として指数化したもの。
5月13-31日に実施された調査によると、将来の雇用状況やパーソナル・ファイナンスについては、前回調査と比べて若干消費者心理が低下した。
マレーシア人回答者の34%は、今後の雇用見通しは「あまり良くない/悪い」と回答、第1四半期からは7ポイントの増加となった。また。40%がパーソナル・ファイナンスの状況が「あまり良くない/悪い」と答えた。
マレーシア人の34%が経済について、22%が食品価格の上昇を懸念していると回答。20%は政治的安定について不安視しているとの結果が出たが、5月の総選挙前の前回調査の27%からは改善した。