マレーシア人、多くが現金で資産管理 域内で最高水準=マニュライフ調査

マレーシア人の多くが資産の半分以上を現金で保有しており、域内でも最も高い割合であることが、「マニュライフ投資家感情指数(ISI)アジア地域」で明らかになった。

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア人の多くが資産の半分以上を現金で保有しており、域内でも最も高い割合であることが、「マニュライフ投資家感情指数(ISI)アジア地域」で明らかになった。

同調査は、アジアの7カ国・地域を対象に3,500人にインタビューしたもの。マレーシア人回答者は平均52%の資産を現金で保有しており、域内で最も高かった。マレーシア人回答者は日々の消費や非常時の備えも現金で行っている割合が高いことが明らかとなった。

マニュライフは、マレーシア人の多くが現金を好む理由として、投資に関する知識が少ないことが挙げられると分析した。利益が期待できる場合のみ、不動産や投資信託などの投資商品に投資をするという意見が多かったという。また投資に前向きでない理由として、多くが誤った投資判断を恐れるためだと回答した。

千田真理子

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