カーシェアユーザー、20代の会員割合が急増中…カレコ調べ

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カレコ・カーシェアリングクラブについて満足度の高い項目
  • カレコ・カーシェアリングクラブについて満足度の高い項目
  • アンケート回答者の年齢層
  • カーシェアリングを検討した時の状況
  • 入会した理由

三井物産100%出資のカーシェアリング・ジャパンは、「カーシェアを活用しているユーザープロフィール」についての調査を実施。その結果を発表した。

調査は、同社が運営するカーシェアリング・サービス「カレコ・カーシェアリングクラブ」の個人会員を対象に2012年11月2日から11日にインターネットアンケートを実施、1126人の回答を得た。

満足度については、カーシェア利用者のうち、約80%がサービスに「満足」と回答。年齢別でみても20代から60代まで満足度はすべて8割前後で、年齢層に差がなく評価が高かった。20歳台以下は全体の12%だが、2012年4月以降に限ると全体の20%弱を占める。クルマ離れが懸念される若い世代においても、カーシェアを通じたクルマ利用が急速に増えていることが分かった。

ユーザー年齢層については、中心は30~40歳台で、全体の73%を占める。特に30歳台は約41%にのぼり、結婚・子育て・住宅購入などライフスタイルが大きく変化する時期にカーシェアが選択されていることが分かった。

カーシェアを検討した時の状況については、レンタカーの代わりに検討したケースが最も多く約半数を占める。月1回以上の頻度でクルマを利用する割合が入会前(レンタカー利用時)は31.7%に留まっているのに対し、カーシェア入会後は65.3%と倍増している。カーシェアならではの「自宅近くで借りられる」「短時間利用OK」「24時間貸出・返却可能」という特徴が、レンタカーとは異なるクルマ利用ニーズを喚起していると考えられる。

カーシェアに入会した理由については、「ステーションまでの近さ」が最も多く、ほぼ9割の人がステーションまでの距離を重視していることが分かった。

《纐纈敏也@DAYS》

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