フォルクスワーゲンは5月31日、米国テネシー州のチャタヌーガ工場における累計生産台数が10万台に到達したと発表した。
同工場は、2011年5月に稼働。欧州や日本向けとは異なる北米専用セダン、『パサート』を生産している。同車は米国で人気。2012年1‐4月は、3万4635台を販売し、フォルクスワーゲンの米国ラインナップでは、『ジェッタセダン』の4万7959台に続いている。
累計生産台数10万台は、パサートの生産開始から1年、米国での販売開始からは9か月というスピード記録。同工場では5月31日、記念セレモニーを実施し、10万台目となったパサートを、ジョージア州アトランタの顧客に引き渡した。
フォルクスワーゲン チャタヌーガのフランク・フィッシャー会長兼CEOは、「高い生産クオリティを維持しながら、短期間で10万台を達成した従業員を誇り思う」と語っている。